2021年07月16日21時05分
記者団の取材に応じる細田守監督＝１６日、フランス南部カンヌ
【カンヌ（フランス南部）時事】フランスで開催中の第７４回カンヌ国際映画祭で、新作アニメ映画「竜とそばかすの姫」が公式上映されたのを受け、細田守監督（５３）が１６日、記者団の取材に応じた。細田監督は「１０分間も続くスタンディングオベーションは経験がなく、びっくりした。本当に感謝の気持ちでいっぱい」と笑顔を見せた。
「竜とそばかすの姫」は、心に深い傷を抱え、曲を作ることだけが生きる糧の孤独な少女がインターネットの仮想空間に参加し、成長していく物語。実績のある監督らの新作を集めた新設部門「カンヌ・プルミエール」に選ばれ、１５日（日本時間１６日）上映された。
細田監督は「ネットを通じた世界で、世界中の人々が気持ちを一つにするストーリーが今の状況と重なる。新型コロナウイルスにより世界中の人が抑圧されている中、映画を通して自由を実感する一助になれば」と語った。同作は日本でも１６日に公開された。 
July 16, 2021 at 07:05PM
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細田守監督、「感謝でいっぱい」 カンヌ映画祭で新作上映 - 時事通信ニュース
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