
夏本番!適温調節は階段で行うのが「しましま流」
いよいよ梅雨が明けましたね。雨続きもうんざりでしたが、猛暑続きにもぐったりです。 我が家のエアコンは夏の間中、ほぼ24時間稼働しっぱなし(1階リビングルーム)。最近のエアコンは切ったり・つけたりするよりもつけっぱなしのほうが省エネなようです。おかげで1階は見事に、ほぼ適温で一定です。が、2階はそうはいきません。寝室と各自の個室にしかエアコンがないため、ドアをあけないと廊下は冷えません。 昼間はほとんど1階で過ごしますし、2階の廊下はサンルームを兼ねているので、そのほうが洗濯物がよく乾く、という利点もあります(笑) 昼間の外気温が34℃だったある日。猫のアルとベルのしましまきょうだいが階段にいました。ベルは2階の階段の入り口に、アルはそこから2段下がったところに。 (なんだ、そんなところにいたの) そう思いながら、トントンと階段を上がっていくと…… 「あっっっつっっ!!」 半分も上がったあたりから、歴然と室温が変わります。はっきり、空気の層ができているのです。シーリングファンが必死に回って、循環を試みてくれてはいますが、こうも暑いと追いつきません。 どうやらアルは、あまり涼しすぎないほうがいいようです。 一方、梵天丸やサビは、ちょっと熱くなるとパンティング(犬のようにハァハァと荒い息をすること)が始まるので、こんな日は必ず1階にいます。 また別の時間に見ると、アルもベルも違う段にいるので、彼らは移動することで適当に調節しているのでした。
タオルケットは厳禁です!
こうなると悩ましいのが夜です。夫は無類の暑がり。私はどちらかと言えば冷え性で、そのくせ汗っかきです。……そんな我々の強い味方が、エアコンの『おやすみモード』なのですが……室温が冷えてくると猫たちが寄り添ってきて、結局暑い思いをすることも。 昼間、暑いさなかに抱っこすると「母たん、暑いでち!」と全力拒否するくせに! 猫の勝手さには腹が立ちますが、何か自衛策を考える以外ありません。 そんなとき。本来なら便利なのがタオルケットなどの夏掛け布団です。が。 これが我が家では使えません。 なぜなら。 爪をひっかけてボロボロにされるから。そしてその引っ張られた「糸」が危険だからなのです。 何年か前。水を飲んでいた梵を眺めていたら、口の下に糸がぶら下がっているのに気が付きました。引っ張ってみると、さほど抵抗なくするりと抜けました。本猫は「けほっ!けほっ!」と数回せきをしましたが、すぐに落ち着きを取り戻しました。 何だったんだ? その時はその程度にしか考えませんでしたが、後日、その危険性を獣医さんに指摘されてぞっとしました。 「ヒモ状のものが好きな子もいますが、絶対に食べさせないでくださいね。おもちゃについているヒモや、人間の服についている装飾なんかも危ないです」 面白がって食べている間に、食道から胃腸へ。やがて便に交じって排出されればいいのですが、ひょっと、何かにひっかかったら厄介なのだとか。 「もし、口やお尻の穴から糸やひもがでていても、絶対にひっぱらないこと!」 え? ……先生、こないだ梵の口から糸が出てて、引っ張っちゃいました! 「ダメ!今度みかけたら、連れてきてください。無理に引っ張ると、縫い糸を引っ張るかのように、内臓が引きつれてしまい、最悪はケガになることもあるんです」 えー? 怖すぎる! それからというもの、トイレ掃除をしていて、便に私の髪の毛が入っているのに気づいたりすると「ぎゃー!」。無事に出てくれてよかったと安堵(あんど)。 ・ふきんにしている日本手ぬぐいのほつれた糸 ・爪とぎがほつれた麻ひも ・バスタオルやタオルケットで爪とぎをして伸びてくる糸 ……家の中、糸だらけじゃん!! 「ああ。今年もタオルケットが使えない夏が来るのね」 タオルを高いところに干しながら、爪とぎから出たヒモを切りながら、ため息をつくのでした。
sippo(朝日新聞社)
July 22, 2021 at 06:42AM
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