黒板いっぱいに母校への思いが溢れている。
2023年3月に閉校する秋田市の中学校で、在校生が美術を学ぶ高校生と協力して「黒板アート」の制作に取り組んでいる。
八代星子アナウンサー：
「夏休み中の校舎に生徒たちの姿があります。皆さんが取り組んでいるのは、黒板をキャンバスにチョークで絵を描く黒板アートです」
2023年3月に閉校する秋田市の太平中学校では、生徒に母校への感謝と誇りを持ってもらおうと、秋田公立美術大学付属高等学院の生徒を招いて、黒板を使ったアート作品づくりに挑戦している。
最後の卒業生となる3人は、太平の自然や学校の歴史、行事の一場面などの図柄を提案。それをもとに高校生が下絵を描き、色とりどりのチョークで母校への思いを形にしている。
太平中学校3年・浅野奏太さん：
「難しい作業もあるが、出来た時の達成感がおもしろいし楽しい。地域の人に頑張ったところを見せられればいいと思う」
秋田公立美大付属高等学院の2年生：
「動物たちがたくさん描かれているのが、太平中の生徒が自然を大切にしているなという感じがした。最後に関わらせてもらって、歴史の1コマに会えたような感じで貴重な体験」
太平中のOBや教職員も作品づくりに加わるなど、多くの人の思いが詰まった「黒板アート」
学校では、合わせて7枚を完成させる予定で、9月に行われる最後の学校祭で地域の人にお披露目される。
August 03, 2022 at 06:21PM
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黒板いっぱいに「思い出」色鮮やかに 閉校前「最後の学校祭」でお披露目へ 秋田 - FNNプライムオンライン
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