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「愛」いっぱいの展覧会を 金沢のギャラリー 作品募集 - 中日新聞

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作品展の募集ポスターを掲げる細川伸子さん=金沢市池田町のギャラリートネリコで

作品展の募集ポスターを掲げる細川伸子さん=金沢市池田町のギャラリートネリコで

  • 作品展の募集ポスターを掲げる細川伸子さん=金沢市池田町のギャラリートネリコで
  • 昨年の作品展で集まった作品=金沢市池田町のギャラリートネリコで

「大切な人思いながら作って」

 「壁一面を『愛』でいっぱいにしたい」。そんな思いで、金沢市池田町の「ギャラリートネリコ」が、作品展「100の愛」の作品を募集している。絵画や版画、写真など素材は自由。募集は二十一日までで、ギャラリー代表の細川伸子さん(65)は「コロナ禍の時期だからこそ、皆さんが笑顔になれるような展覧会にしたい」と意気込む。(西川優)

 参加者は愛をテーマに作品を制作し、トネリコが用意したA4サイズの額縁に入れる。出品料は二千五百〜四千五百円。値段に応じて九種類の中から好みの額縁を選べる。「愛に資格はないのです」とプロ、アマを問わず、作品展への出品経験がない人や子どもも参加できる。細川さんは「展示後は大好きな人にプレゼントできたらすてきですね」と語る。

 作品展は、入場するのにハードルが高いと思われがちなギャラリーを気軽に立ち寄れる場所にしたいと、二〇〇八年から始まった。出品数は毎年七十点を超え、同市尾張町の北川千恵さん(54)は「作品展があるから絵を描きたくなる」としみじみ。「個展を出そうと思ったらお金がかかるが、良心的な値段で出品でき、細川さん自身も愛にあふれている」と魅力を話す。

 過去の作品には、夫との思い出の場所を表現した和紙のちぎり絵や、俳句を書き添えた写真などさまざまだ。中には、孫の絵を持ち込んだおばあちゃんや、家族感を出すために夫の足の裏の写真を出品した人もいたといい、細川さんは「テーマが愛であれば何でもありです」とほほ笑む。

 今年で十四回目だが、出品数は目標の百点を超えたことがない。「今年こそは」と続けてきたが、コロナ禍の影響で出品数は減っており、来年の十五回目を節目に打ち切る考えもあるという。「『愛』は誰でも心の中にあると思う。家族や大切な人を思いながら作品を作ってもらえれば」。細川さんは、壁一面に作品が飾られた風景を思い浮かべながら語った。

 作品展は二十七日〜九月四日。入場無料。(問)ギャラリートネリコ076(231)2678

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