石谷教諭（手前右）の問いかけに元気に応える宇品東小の児童（撮影・山下悟史）
広島県内の多くの小中学校で20日、夏休み前の最後の授業や1学期の終業式があった。
586人が通う南区の宇品東小ではこの日、体育館で全校朝会を開いた。城子勇志校長が「夏休みは長い。興味あることを深く学び、休み明けに笑顔で会いましょう」と呼びかけた。宿題のために自宅に持ち帰るタブレット端末の使い方の説明もあった。
1年1組の教室では、担任の石谷直美教諭が児童31人に夏休み中にしたいことを尋ねた。児童は「海に行く」「お手伝い」「料理」などと大きな声で答えていた。谷本広翔（ひろと）さん（6）は「プールで泳ぐのが楽しみ。家の掃除や宿題を頑張る」と張り切っていた。
県教委によると、県内では同日、公立の小中676校のうち361校が夏休み前の最後の登校日だった。8月1日までに全ての学校が夏休みに入る。（余村泰樹）
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July 20, 2023 at 02:40PM
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