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食堂列車に旗振り8年、「ありがとうでいっぱい」…あまちゃんのシーンも再現 - 読売新聞

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 東京五輪の聖火リレーは岩手県内で16~18日に行われ、ランナーたちが東日本大震災の復興支援に対する感謝や、人々を勇気づけるスポーツに懸ける思いなどを発信した。3日間、28市町村で総勢284人がつないだリレーを振り返る。

 二戸市で聖火を運んだ宮本慶子さん(42)は、JR八戸線の食堂列車「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」が走る洋野町で、大漁旗などを振って列車を出迎える活動を8年前から続けている。

 横浜市出身。被災地の力になりたいと、県の「いわて復興応援隊」として2012年に町役場に着任した。

 東北エモーションの運行が始まった13年から、地元漁師らに呼びかけ、雨の日も雪の日も「よぐ来だなー」と列車に向かって旗を振り続けてきた。活動は「洋野エモーション」と呼ばれ、JR東日本の社員も参加するようになった。

 今は二戸市に住んでいるが、月1回は洋野町に通い、活動を続ける。原動力は、車窓越しに手を振ってくれる乗客らの笑顔だ。

 この日は沿道にJR東の社員が駆けつけ、大漁旗を振って応援するサプライズもあった。「旗を振ってくれる仲間の思いが伝わり、『ありがとう』という気持ちでいっぱいになった」。万感の思いで走り抜けた。

 普代村の大沢 橋梁きょうりょう の下では16日、ランタンにともした聖火を運ぶ三陸鉄道の列車を、沿線の住民らが力いっぱい大漁旗を振って見送った。

 この演出は、2013年放送のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で、のんさんが演じる主人公が列車に乗って東京に出発する際、祖母が大漁旗を振って見送ったシーンの再現で、列車に乗った関係者からも手が振られていた。

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June 20, 2021 at 09:19AM
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