
カメラが入ったクラスター発生日
新型コロナと戦う現場の一つ、保健所。医療機関への橋渡しから濃厚接触者の調査まで職員は1年以上奮闘し続けています。感染症対策の影の立役者とも言える現場に密着しました。 電話応対する保健所職員「金沢市保健所のオカモトと申します。」
初めてカメラが入った今月2日。この日、石川県内で新たなクラスターが確認され、職員が電話対応に追われていました。電話の相手は、感染の疑いがある人や、感染者の勤務先など様々です。 電話応対する保健所職員「自宅で仕事をするには問題がないんですけども、外には出ないでくださいという感じです」
患者移送も保健所の仕事…コロナ禍の役割
石川県内には県立の保健所が4つあるほか、中核市の金沢市が持つ金沢市保健所があります。コロナ禍において各保健所では、患者などから聞き取った資料を基に感染者の特定にもあたります。 特定作業にあたる職員「ここで余波が残っていて、まだくすぶっていて、今回検査で出なかった人がいるかもしれないし、ここで広がっている可能性はなくはないので…」「ほぼ同時に発症している感じですね」 感染源特定のための疫学調査や患者の健康観察、入院先の調整とその業務は多岐にわたります。県からの委託でPCR検査を行う検査室では医療機関で採取された検体を検査するほか、変異ウイルスの洗い出しも行います。 また、患者の搬送も保健所の仕事です。専用車には患者が乗るスペースと運転席とを分けるシートが設置されています。 「患者がピークのときは、一緒に乗り合わせて行くということも場合によっては行ったこともある」(地域保健課・宮崎陽子 課長補佐)
対応は24時間体制
多い時には一日に100人以上と電話でやり取りしていた保健師たち。夜は、職員が携帯電話を持ち帰り、24時間体制で備えています。 「緊急の場合であったら救急車であったり救急搬送って話になったりするんですけども、本当にただ不安なだけの方もおいでるので、困ってかけていらっしゃるので、できるだけちゃんとお話を聞くようにはしています」(インタビューに応じる職員) 電話応対する保健所職員「熱は、このままがずっと続くということはないので…いずれ下がるのをちょっとまってもらうしかないかなと思うんですけども…」 患者が抱える不安や、差別への恐怖に寄り添う中、心がけるのは、「傾聴力」だといいます。 「感染したことが知られたら働けなくなるとか、家にいれなくなるとか。家族でもなんかここにれなくなるんじゃないかということをおっしゃる方がいました」(インタビューに応じる職員)
June 21, 2021 at 08:37PM
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「職員は いっぱいいっぱい」第4波襲来に金沢市保健所は…コロナ対応の現場に独占密着(MRO北陸放送) - Yahoo!ニュース
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