笠原雅俊
「土佐の小京都」といわれる高知県四万十市を訪れる人たちを可愛い花で迎えようと、市民や高校生が21日、同市古津賀の国道56号沿いなどに花を植えた。
花を植える作業は、2002年から地元の「古津賀国道花の会」が中心になって、毎年春と秋に市の「東玄関口」である国道56号などで続けている。
この日は梅雨の晴れ間の青空の下、地元住民や県立幡多農業高校生ら約100人が参加。約500メートルの国道の両側や交差点付近にマリーゴールドやサルビア、ニチニチソウなどの花約3千ポットを植えた。
幡多農業高園芸システム科3年の15人は白い手袋をはめてシャベルを握り、赤や黄色の花を丁寧に植えた。西川柚さん（17）は「自分たちが育てた花をみんなに見てもらいたいです」。古津賀国道花の会の西原正縁会長（80）は「四万十市に観光客やビジネスでやって来る人たちに可愛い花を見てもらい、この街を好きになってほしいです」と話していた。（笠原雅俊）
June 25, 2021 at 07:30AM
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まちの玄関、花いっぱいに 四万十市で高校生ら植樹 - 朝日新聞デジタル
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