「みなさんのおかげで、またこのステージに立たせていただきました！」
東京で今夏、初めて30度を超えた日。『氷川きよしコンサートツアー 2020-2021〜Never give up〜』が開催された中野サンプラザはもっともっと熱かった……！
「ずいぶん多くのみなさんにお越しいただいて、すごく安心しています。コロナ禍ですからね。もう、本当に参っちゃうよ。こうやってみなさんがお越しくださるから、自分も頑張る勇気をいただいています」
しばし現実を離れ、夢とロマンの時間を楽しんでほしいと語りかける。オープニングは『大丈夫2020』。『黄金岬』『石割り桜』では、まるで日本各地を旅しているような気持ちに。もちろん、新曲の『南風』、この日発売を迎えた新アルバム『南風吹けば』の収録曲もたっぷりと。激しい『限界突破×サバイバー』から、氷川節が冴えわたる『白雲の城』まで、全24曲を熱唱した。
全24曲、魂の熱唱だった。「心と身体を大切に、絶対にコロナにならないよう気をつけてください！」 撮影／廣瀬靖士
必死だったあの日20年の歳月が流れ
「今日は久しぶりの中野サンプラザ。'01年、氷川きよしがいちばん最初にソロコンサートを行った思い出の舞台です。23歳だったかな？ 緊張して、歌詞も20何曲覚えて。もうね、必死ですよ。
でも終わったあと、長良プロデューサー（故人）に“よく頑張ったな”とひと言かけていただき、涙しました。またいつかここに立てるように頑張ろうと心の片隅で思いました」
以降、毎年必ずこのステージに。実は今回の公演は、デビュー記念日（2月2日）とその前日に開催予定だったが、コロナ禍で延期に。どんな困難にぶつかろうとも、氷川きよしは歌への愛とファンへの感謝を決して忘れない――。
June 16, 2021 at 09:00AM
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氷川きよし、胸いっぱいの愛でファンを魅了！20年前を振り返り「必死だった」 - 週刊女性PRIME
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