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コロナ病床「9割稼働の実感」「重症患者はいっぱいいっぱい」 福岡大学病院 医療の最前線を取材 |ニュース・天気|TNC テレビ西日本 - tnc.co.jp

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福岡県が緊急事態宣言の延長を要請する大きな要因となったのが、病床の稼働率です。

新型コロナ治療の最前線はどのような状況なのか、緊急取材しました。

増え続ける重症患者の「最後の砦」とされる、福岡大学病院「エクモセンター」の26日の映像です。

24日に県の要請を受け拡大した、新型コロナ専用の重症病床6床のうち、現在は4床が埋まっている状態。

このうち3人は人工心肺装置「エクモ」を装着し、懸命な治療が行われています。

◆福岡大学病院ECMOセンター 石倉宏恭センター長
「新規陽性者が600何人になったのがちょうど2週間前ですよね。これくらいの時期からじわじわ中等症の患者さんが増えて、その方が重症化されるという、ちょうど今の時期がその時期」

県内の感染者は5月12日をピークに、ここ数日は減少傾向にあります。

しかし、病床使用率は5月23日に過去最高の82%に達するなど、その波は新規陽性者の動きから遅れて来るため、ピークアウトの時期は見通せません。

県は25日、コロナ専用病床として追加で92床、計1298床を確保しましたが、石倉センター長は「決して病床に余裕があるわけではない」と危機感を訴えます。

◆石倉センター長
「これまで新型コロナの入院をさせていなかった病院にも要請して、準備してもらってここまで増えたということなんですよね。入院が必要だけどもう少しなんとかホテルで管理できるという人は、ホテルで待機して療養してもらっているのが現状です」

専用病床を持つ104の医療機関のうち、県の要請を受け新たに患者の受け入れを決めたのは34施設。

運用がまだ手探り状態の新規医療機関に重症患者を回すのは難しく、すぐに患者を受け入れられる体制の病床は、すでに9割以上稼働している実感があると言います。

エクモセンターでも搬送先が見つからない患者を夜間に一時的に受け入れ、次の日の朝に改めて搬送先を手配するという事態も少なくありません。

◆石倉センター長
「ベッドがあと10%15%空いてるじゃないかと言われても、それは違うんだよと。本当に重症の患者さんはいっぱいいっぱいなんだよと。新規陽性者が減ったとしても、病院で入院しているあるいはホテル療養・自宅で待機されている方というのは、まだまだ多いんだよということをしっかり理解していただきたい」

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May 26, 2021 at 05:30PM
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