エヒメアヤメは、草丈が15センチほどで、春にかれんな青紫の花を咲かせ、国の天然記念物に指定されている。佐賀市久保泉町で春に開催される「えひめあやめまつり」に合わせ、「えひめあやめの会」の「アートクラブ」は、花が持って帰れない代わりに実物大の造花を作って販売している。
クラブ員は38歳から92歳までの9人で、月1回集まる。型を切ったり針金で葉脈を作ったりするなど細かい作業を続け、花、つぼみ、葉を束ねて苔(こけ)と一緒に手作りのかごに入れる。時間が足りず、ほとんどの会員が自宅に持ち帰って作る。お祭りが終われば、次に向けて再び造花作りが始まる。(地域リポーター・上原和恵=佐賀市)
江﨑 艶子さん(78)=代表
山口県や宮崎県などのエヒメアヤメの咲くところから、交流と研修に来られ、アドバイスなどもします。花は3日くらいしか咲きませんが、造花で長く楽しんでもらいたいです。
松本 正代さん(92)
二十数年前から始めていつのまにか、最年長になりました。造花作りは細かい手仕事で指先を動かすので、認知症予防になるのと、生きがいで続けています。
横地 千鶴子さん(75)
自然の花だから、入れる器も自然のものがいいだろうと思い、山に行き自分の好みのツルを選び、ツルかごを作ります。お祭りまでに100個くらい作ります。
山田 桂子さん(63)
婦人部の役員をしていた10年前に、祭りの手伝いに声を掛けられ自生地に行き、初めてエヒメアヤメを見ました。その良さを知り、クラブに入りました。
森永 幸子さん(38)
花びら1枚でも幅1センチと小さいのですが、そんな細かい手作業が好きで入りました。若い人を育てたいという意欲的な先輩たちに教えてもらい、続けていきたいです。
May 18, 2021 at 05:56PM
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<笑顔いっぱい>えひめあやめの会(佐賀市) - 佐賀新聞
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