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メェ〜いっぱい畜産体験 白山「山立会」 子羊オーナー制開始 - 中日新聞

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3月に生まれた子羊に牧草を食べさせる山本真奈未さん=白山市木滑で

3月に生まれた子羊に牧草を食べさせる山本真奈未さん=白山市木滑で

出資分のラム肉提供/成長メールで


 ジビエやナメコを生産する白山市木滑(きなめり)の里山総合会社「山立会(やまだちかい)」は、子羊を飼育し、ラム肉として食べたり、贈ったりするまでの体験をまるごと提供する羊のオーナー制度を始めた。昨年から白山麓の耕作放棄地を活用したラム肉生産を始めており、ともに里山を盛り上げる“羊飼い”を募っている。 (都沙羅)

 育てる羊は、肉にくさみが少ない「サフォーク種」。オーナーは出資した子羊の成長ぶりを定期的に送られてくるメールでチェック。牧場を訪れて、毛刈りや電気牧柵の設置の体験もできる。冬に出資額相当のラム肉がオーナーに届く。年に二回、オーナーや同社の生産者がラム肉料理を囲み交流の輪を広げる催しも予定する。

 国内で食べるラム肉の99%を輸入に頼る中、同社は白山麓を国産羊の生産地にするため、昨年から県立大(野々市市)とともに木滑の耕作放棄地で放牧をしている。

 出資対象は、今年三月に生まれたばかりの雄四頭、雌六頭。出資額(税込み)は一頭につき、雄が十五万八千円、雌は十三万五千円。出資は半頭分からでき、この場合はおよそ一頭分の半額になる。雄一頭の肉量は骨付きで二十七キロ、焼き肉で例えると五十人前ほど。個人消費や贈答品としての活用を想定する。

 同社の羊担当山本真奈未さん(24)は「オーナー制度は生産者にもメリットがある」と話す。生産を始めて一年のため、卸し先はまだ一部の飲食店のみだが、個人も含めて買い手を募ることで、出荷時期以外にも収入が見込める。ラム肉生産に携わる人も増え、取り組みもPRできる。

 山本さんは「私たちと一緒にラム肉の生産を楽しんでくれる人を待っています」と話している。

 誰でも出資を申し込める。六月三十日までに同社ホームページ(「山立会」で検索)で受け付ける。先着順。

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May 15, 2021 at 03:00AM
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