
STVニュース北海道
新型コロナの緊急事態宣言をうけ、対策を迫られているのが教育現場です。 小学校では運動会シーズン、高校では新入生を迎えた授業や部活動が本格化する時期ですが、学校側は対応に頭を悩ませています。 北海道・滝川市内の小学校です。本来は今週末が運動会の予定日。 児童たちは本番に向けて練習を重ねてきましたが… (滝川第一小学校 鎌田定男教頭)「6月末に延期することにしました」 緊急事態宣言の発出を受けて、1か月の延期を決断。 校庭には練習に励む子どもたちの姿はありません。 (滝川第一小学校 鎌田定男教頭)「子どもたちも一生懸命準備してきたので落胆するかなという思いはあった」 一方、授業のオンライン化も進められています。 こちらは恵庭市内にある高校。 教室を覗いてみると…半数の生徒はお休みに見えますが画面にも生徒の姿が。 今週から希望する生徒は、リモートでも授業を受けられるようにしました。 (道文教大学付属高校 岡部洋輔教諭)「本当に大変だったんですけど、ZOOMの操作には慣れていない部分もあり、通学中の公共交通機関でのコロナの危険性も大きくあるので」 慣れない授業ですが、生徒の受け止めは……? (生徒)「家で移動なしに勉強できるのは嬉しい」 (生徒)「先生に聞いてZOOM越しに解説してくれて良かった」 さらに、一部の部活動は休止に。 吹奏楽部も部員揃っての練習ができず、音楽室はがらんとしていました。 (吹奏楽部 若林瞳子部長)「メドレーをやっていて、いまはちょうどヒゲダンのところです」 春に多くの新入生を迎え、6月の大会に向けてこれからという時期の休止は、部活動に暗い影を落とします。 (吹奏楽部 若林瞳子部長)「私も3年生で残り少ない期間の中なので寂しい気持ちや、やるせない思いがいっぱいです。少しの時間でもいいから楽器吹くようにしたりとか、この期間が明けたらどう練習するかとか考えながら行動しています」 別の高校では…… (遊佐記者)「いつもなら登校する生徒で賑わう時間帯なんですが、生徒の姿はほとんど見られません」 札幌山の手高校では、今週から時差登校を実施。1時間遅らせた9時40分を始業時間にしました。 さらに授業も短縮し、人と接触する機会と時間をなるべく減らしています。 (生徒は)「通勤ラッシュと被らなくなってバスでの人との接触が前よりも減ったので、1時間ずらすだけでも感じられました。」 (生徒は)「学校にいる時間が減ったことによって、感染のリスも少しは減ったと思う」 (札幌山の手高校 佐藤幹夫生徒指導部長)「登下校の時に密にならないことなどを考慮しまして、いまは緊急事態宣言で生徒の安全を一番に考えないといけないので仕方ない」 変異ウイルスによって若年層にも感染が拡大する中、学校は対策を迫られています。
May 20, 2021 at 02:39PM
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