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名古屋、重症病床逼迫 現場の医師「もういっぱい」 - 中日新聞

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 新型コロナウイルス感染症を巡り、名古屋市内では特に重症患者用の病床が逼迫(ひっぱく)し、症状が悪化して重症化した患者の受け入れ先が見つからない事態が生じている。現場で治療にあたる五十代医師が十九日、本紙の取材に明らかにした。愛知県内の重症病床使用率は50%ほどとされているが、医師は「名古屋市の重症病床はもういっぱいだ」と訴える。

 医師が勤務する名古屋市内のある中規模病院は、中等症患者を受け入れている。十八日、入院中の七十代女性が、血中酸素飽和度が低下して重症化した。「名古屋市や愛知県を通して転院できる重症病床を探したが、半日たっても見つからなかった」と医師は明かす。

 転院先を探している間に女性の酸素飽和度がさらに低下。医師はやむなく、集中治療室(ICU)に配備している人工呼吸器をコロナ患者用の個室に運び込み、十九日現在も治療を続けている。

 この重症患者の対応には、看護師一人が専従であたっているという。「そもそも中等症の病床が全て埋まっている。再び重症患者が出た場合、設備と人手の限界があり、同様に対応するのは難しい」

 県によると、県内で確保済みの重症病床は百四十六。十八日午後六時時点で...

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