豪雨被害の復旧現場に金正恩氏「胸がいっぱい、足取り軽い」
北朝鮮の国営メディアは、豪雨被害を受けた南部・黄海北（ファンヘプク）道の農村の復旧建設現場を視察した金正恩（キム・ジョンウン）党委員長が、「まるで別世界を見ているようで胸がいっぱいで足取りが軽くなる」と述べたと報じました。
赤い屋根にクリーム色の壁の真新しい住宅群。朝鮮中央通信は、金党委員長が軍が住宅再建を進める南部・黄海北道金川（クムチョン）郡の豪雨被害の復旧建設現場を視察したと報じました。
金党委員長は、毎年、住宅や公共施設が自然災害で被害を受けても補修されずに危険な状態にある実態を調査するよう軍に命じていたといいます。その上で、金党委員長は「自然の大災害の痕跡をきれいに解消し、凄惨な被害にあった農村集落を、こんなに短期間で撤去するとは美しい絵を連想させ、まるで別世界を見ているようだ。胸がいっぱいになり、足取りが軽くなる」と発言。現代的な技術を持つ豊かな農村建設が急務であり、来年１月に開催予定の朝鮮労働党大会がその答えを与えるだろうと述べたということです。
September 15, 2020 at 11:14AM
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