「花いっぱいコンクール」現地審査鶴来高など２０カ所で実施 - 中日新聞

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色とりどりの花が咲く花壇＝白山市月橋町で

　県内の花壇を対象にした「花いっぱいコンクール」（北陸中日新聞など後援）の現地審査が十六日、白山市の鶴来高校など市内二十カ所で行われた。

　現地審査は十五日から始まり、この日は審査員を務める「石川花の会」の理事三人が、同市内を訪れた。

　鶴来高では、正門向かいの道路沿いに、サルビアやカンナなどの千四百五十本の花が植えられた長さ百六十メートルの花壇と、正門正面の築山にトレニアなどを植えてある花壇の二カ所を審査。審査員は「迫力」や「工夫」などの四項目に当てはまるか、花壇を注意深く観察した。

　石川花の会の土屋照二会長（７５）は「今年は七月の長雨と八月の強い日差しのため、花を育てるには厳しい環境だったが、どこもきれいな花が咲いていた。花を育て、豊かな心を育んでもらえれば」と話していた。

　最終日の十七日は、小松市内の花壇を審査する。

　コンテストでは八部門で約五十の花壇を審査。特に優秀な花壇には最優秀賞を贈る。十一月十五日に表彰式を予定している。（吉田拓海）

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