第２次世界大戦が終わり、１９４８年のロンドン五輪はベルリン大会以来、１２年ぶりに開催された。終戦後の財政的困窮から新しく建設したスタジアムはなく、メインは２３年にオープンしたウェンブリースタジアムを使用。選手村は軍の施設を代用した。食料や施設改修に必要な木材はスウェーデン、オーストラリア、カナダからの援助も受けて大会にこぎ着け、「友情のオリンピック」とも呼ばれる大会だ。
手作りという一面がある一方で、現在にも通じる“モノ”もたくさん採用された。競技や場所を簡単な絵で表現するピクトグラムは同大会で初めて使用。一般向けのテレビ放送も初めて行われた。陸上ではスターティングブロックや写真判定機なども導入。男子１００メートル決勝では早速、写真判定でハリソン・ディラード（米国）が金メダルを獲得した。
September 05, 2020 at 09:00AM
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【五輪トリビア】初モノがいっぱい、１９４８年ロンドン大会 - スポーツ報知
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