アール・ブリュット 2023 巡回展「ディア ストーリーズ ものがたり、かたりあう」 |
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会場:東京都渋谷公園通りギャラリー展示室1、2(東京都渋谷区神南1-19-8 渋谷区立勤労福祉会館1階) |
会期:2023年10月21日(土)~12月24日(日) |
開館時間:11時~19時 |
休館日:月曜日 |
入場料:無料 |
※詳しくは同館のホームページへ。 |
巡回展:たましんRISURUホール(立川市市民会館)展示室 2024年1月24日(水)~2月7日(水) |
同ギャラリーが継続的に開催しているアール・ブリュットの展覧会。本展では近年、国内外で注目される作家7人の作品を紹介します。作家それぞれの創作の過程や、作品世界における「ものがたり」を味わい、語り合うことをテーマにしています。

鎌江一美 1966年滋賀県生まれ。2006年から土粘土による創作を始め、所属する「やまなみ工房」施設長の「まさとさん」をかたどる作品を作り続ける。代表的な参加展覧会として「アール・ブリュット・ジャポネ」(2010-2011年、フランス、パリ、アル・サン・ピエール)などがある。

冨永武 1948年大阪府生まれ。2013年頃より大阪の釜ヶ崎で生活を送るなか、日課の図書館での読書を通じて「からくり人形」の存在を知り、独学で創作し始める。代表的な参加展覧会として、「かたどりの法則」(2018-2019年、広島、鞆の津ミュージアム)などがある。

畑中亜未 1973年北海道生まれ。生活用品から自然現象まで幅広く、独自のモチーフ選びや大胆な画面上の配置を行い、クレヨンを塗り込む筆致で描く。代表的な参加展覧会として「アール・ブリュット・ジャポネ」(2010-2011年、フランス、パリ、アル・サン・ピエール)などがある。

hideki 1981年埼玉県生まれ。廃材やボンドなどミクストメディアで作る空想の街のジオラマを、10年近くかけて自宅内で完成させ、その後も作り変えることを繰り返している。代表的な参加展覧会として「アール・ブリュット☆アート☆日本2」(2015年、滋賀、ボーダレス・アートミュージアムNO-MA)など。

松本寛庸 1991年北海道生まれ、幼少期に熊本県へ移る。動物や昆虫などの生き物から、宇宙や歴史へと関心がひろがる。図鑑や本から得た知識を抽象度のある視覚イメージの世界に展開させる。代表的な参加展覧会として、「『KOMOREBI』日本のアール・ブリュット」(2017-2018年、フランス、ナント、リュー・ユニック)などがある。

ミルカ 1992年大阪府生まれ。色彩豊かな鳥を色鉛筆で緻密に描き、淡い色の音符を敷き詰めた背景とのコントラストで独自の世界を創る。大阪府内の「YELLOW」に所属。代表的な参加展覧会として「日本のアール・ブリュット もうひとつの眼差し」(2018-2019年スイス、ローザンヌ アール・ブリュット・コレクション)などがある。

山﨑健一 1944年新潟県生まれ、2015年没。入院中の病室で方眼紙にコンパスや定規、ボールペンなどを使い、描き続けた作品が3,000点ほど残される。代表的な参加展覧会として「アール・ブリュット・ジャポネ」(2010-2011年、フランス、パリ、アル・サン・ピエール)などがある。
森崎ウィンさんの音声ガイドも
会場では舞台やテレビ、映画で活躍中の森崎ウィンさんの音声ガイド(無料)も楽しめます。渋谷駅から公園通りを上がったところにあるギャラリー。気軽に立ち寄れます。アール・ブリュットとの出会いにはおすすめのスポット。圧倒される方も多いです。前置きなしにアートと触れ合ってみてはいかがでしょう。
(美術展ナビ編集班 岡部匡志)
December 17, 2023 at 12:19AM
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