NHK連続テレビ小説「ブギウギ」(月~金曜午前8時)の第56話が18日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、愛助(水上恒司)と坂口(黒田有)の話を聞いたスズ子(趣里)は、耐えきれずに部屋に押し入る。ここで話をつけようと言う坂口に対して怒るスズ子だったが、愛助がまずは2人で話をすると言うことでとりなす。2人になったスズ子と愛助は、お互いの思いを伝え合う。愛助は体が弱く同級生と同じように戦地にいけないことに引け目を感じており、このような状況の中で恋愛をしていいのか悩んでいると伝える。スズ子は「どんな答えを出そうが、それでええと思います」と愛助の存在を肯定する。

さらに坂口は愛助の母・村山トミの意を受けた手切れ金を渡そうとするが、スズ子は拒否する。愛助にはトミの手紙が届く。

鈴木奈穂子アナウンサーは「お母さん(村山トミ=小雪)からの手紙が」と注目した。博多大吉も「いよいよ来られるんでしょうね。予告でチラッと出てましたけど、小雪さんが」と語った。華丸も「『わろてんか』と書いてあるんでしょうね」と応じた。

戦争の影響で伝蔵(坂田聡)のおでんの屋台が店じまいすることになった。

大吉は「おでん屋さんが今日で終わりなのが寂しい」と振り返った。華丸も「今日は(戦争の影響でおでんが)空だった」と指摘。「また元気に戻ってきて欲しい」と大吉が言えば、鈴木アナも「いいこといっぱい言ってましたもんね、スズ子に」と振り返った。

同ドラマは109作目の朝ドラで、趣里が戦後の大スターで「ブギの女王」笠置シヅ子さんをモデルにした主人公鈴子を演じる。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘が大阪・道頓堀にできた少女歌劇団へ。戦争の苦難を乗り越え、スターへと駆け上る姿を描くオリジナル作品。

主題歌の「ハッピー☆ブギ」は、ドラマの音楽担当でもある服部隆之氏が作詞・作曲。EGO-WRAPPIN’のボーカル・中納良恵、シンガー・ソングライターのさかいゆうと、趣里が歌唱。語りは「朝ドラ送り」で人気を集めた高瀬耕造アナウンサーが務める。