「餃子(ギョーザ)の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東(おおひがし)隆行さん(当時72)が京都市山科区の本社前で射殺された事件は19日、発生から10年を迎えた。早朝から関係者らが現場を訪れ、大東さんの死を悼んだ。
大東さんの次女真弓さん(52)は午前7時半前、現場に花を手向けた。「おじいちゃんのところに持って行って」と子どもから託された風車を近くの花壇に置いた。
「しゃべりたいこともいっぱいあったのに、一瞬でいなくなってしまった。まだ何がどうなっているのか自分でも理解できていない。10年前と何も変わらない」と涙ぐみながら語った。
取引先の50代の男性は事件の発生時刻とされる午前5時45分に現場を訪れ、花束を手向けて、手を合わせた。大東さんと直接の関わりはなかったというが、「いろんな人の話をちゃんと聞いてくれ、親しみやすい方と聞いていた」。事件の真相が解明されることを願っているという。
大東さんは2013年12月19日午前5時45分ごろ、本社前の駐車場で車を降りた直後に腹や胸を拳銃で4発撃たれて殺害された。出社したところを狙われたとみられる。
京都府警は昨年10月、北九州市を拠点とする特定危険指定暴力団・工藤会系組幹部の田中幸雄被告(57)を殺人と銃刀法違反の容疑で逮捕。京都地検が同罪で起訴した。府警は、被告の背後に指示役がいるとみて捜査を続けている。(西崎啓太朗、関ゆみん)
December 19, 2023 at 08:59AM
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