
◆選抜高校野球大会開幕戦 浦和学院(埼玉)4-0大分舞鶴(19日、甲子園球場)
甲子園の大舞台で、新たな発見があった。「自分が一番感じたのは、真っすぐが結構、通用するんだなと」-。大分舞鶴のエース・奥本が「夢がかなった」というマウンドでつかんだ、実に”大きな収穫”だった。
奥本のストレートは120キロ台後半から130キロ台前半。浦和学院は昨秋の公式戦9試合でのチーム打率が3割5分2厘を誇る。強打のチームに、力では対抗できない。カーブにチェンジアップ、さらに「中学時代に遊びで投げていたのを、高校で進化させた」という110キロ台のスプリットで巧みに交わす”緩急自在”の投球を見せた。
ところが1回1死一塁で、金田を二直併殺に仕留めたのは127キロの直球。2回二死二塁での日高の空振り三振は、この日の最速となる137キロ直球。”緩”を意識させた相手に、自らの”急”が生きたのだ。
4回に高山に許した2ランは、115キロのスプリットが「高めに浮きました」。5回に浴びた適時二塁打も107キロのスプリットを痛打された。それでも失点はその2イニングの4点にとどめ「相手に逃げることなく向かっていったのがよかった。100点満点」と河室監督。7回118球、9奪三振の投球が証明したのは、スピードは出なくても速く見せることはできる”投球のコツ”だった。
「4点で抑えられて自信になりました。変化球の精度を上げて高めに浮かないようにしたい」と奥本。春に得た”教訓”はきっと、夏に生きる。(喜瀬雅則)
March 19, 2022 at 04:10PM
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大分舞鶴、エース奥本が収穫いっぱいの力投 「真っすぐは通用するんだな」 選抜高校野球 - 西日本新聞
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