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オリックス・能見、41歳元気いっぱい!実戦2試合で4回無失点 - サンケイスポーツ

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 オリックス・能見篤史投手兼任投手コーチ(41)が24日、球春みやざきベースボールゲームズ・西武戦(SOKKENスタジアム)で対外試合に初登板。2回を1安打1奪三振無失点と好投した。今キャンプの実戦は計2試合で4回をゼロ封。パ・リーグのチーム相手に、元虎戦士が存在感を示した。

■移籍後初の対外試合

 ベテランならではの投球だった。タイミングを変え、打者の打ち気をそらす。移籍後初の対外試合に登板した能見が、2回を1安打1奪三振1与四球で無失点。オリックスのユニホームを身にまとい、輝きを放った。

 「まあまあ、できることは一応、できました。走者が出たので、クイックとか、そういうのもできたので良かった」

 2-3で迎えた六回。3番手でマウンドに上がると、先頭の山野辺に遊撃内野安打を許したものの、けん制などで走者を釘付けにした。1死後、牧田に四球で一、二塁とピンチを広げたが、「いろいろ経験はあるので、単調にならないように心掛けている」と投球の間合いを変えるなどして金子侑を遊ゴロ併殺打に仕留めた。七回は三者凡退。多彩な変化球をコーナーに投げ分け、「バカ正直にやっているわけじゃないので」と笑った。

■中嶋監督「さすが」

 阪神から移籍後初実戦となった19日の紅白戦(SOKKENスタジアム)では2回をパーフェクト。これで、計4回無失点となった。中嶋監督も「間合いを変えたり、コースを変えたり、高さを変えたり、さすがですね」と評価した。

 兼任コーチとして挑む今季。キャンプでは先発調整を続けているが、シーズンに入れば、リリーフとしてブルペンを任される見通し。パ・リーグは初めての経験だけに、今後は打者の特徴把握なども求められる。

 「肌で感じることですね。日々、勉強です。まだまだこれからですね」

 タテジマでスタートしたプロ野球人生は今年で17年目。変わらぬ輝きを、新天地でも見せる。(西垣戸理大)

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February 24, 2021 at 08:00PM
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