2021.2.19 11:00

岩にくっつくマボヤ。まわりを泳いでいる魚はサクラダイ
宮城県仙台市にある「仙台うみの杜(もり)水族館」。入ってすぐのコーナーは「マボヤのもり」だ。
かべ一面にマボヤの写真。そこに説明が書かれている。宮城県はマボヤの水あげ量が日本一であること、千年以上前から食用にされてきたこと、マボヤの一生…。
マボヤの水槽はないんですか? 担当の沢木清人(きよと)さんに聞くと「そこですよ」と上を指さす。見上げると天井がガラスばりの水槽になっていて、ロープにたくさんのホヤがくっついていた。人が育てた養殖のマボヤだ。
サメもいっしょ。「サメの方に興味を持つ子どもたちも多いです。魚を下から見る機会って、なかなかないですから」
マボヤはその形から「海のパイナップル」ともよばれる。でも植物でなく動物だ。卵からかえったマボヤは全長たった1ミリ。オタマジャクシのように泳いで、一生くっつく場所をさがす。
「3~4年で食べられるような大きさ、300グラムぐらいに成長します」
サメに食べられませんか? 「おなかがすくと、サメが食べることがあるので、サメにはえさをちゃんとやっています」
次のコーナーの水槽で、マボヤが岩にくっついていた。「宮城県の牡鹿(おしか)半島の岸壁には、こういう自然のホヤがいっぱい見られる場所がありますよ」。ホヤがいっぱいの岸壁が見たいと思った。(文・写真、佐々木央)=2019年6月配信
February 19, 2021 at 09:00AM
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(574)岸壁にいっぱいの場所も マボヤ - 47NEWS
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