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深谷ねぎなど、地元素材を使ったおいしいものがいっぱい!深谷市グルメ探索|ウォーカープラス - ウォーカープラス

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大河ドラマの主人公・渋沢栄一の生まれ故郷として注目されている、埼玉県北部にある深谷市。都心から90分とアクセスも良く、歴史ロマンにも触れることができる。前回の記事では、レトロな深谷の街を散策したモデルのダンカン・レミさんと佐野由奈さん。今回は、深谷ならではのご当地グルメをレポートする。

深谷ねぎと醤油ダレがマッチ!絶品「深谷ねぎエビバーガー」

富士屋は地元密着のお店で、ファンが多い撮影=島本絵梨佳

まず、やってきたのは、1929年(昭和4年)に創業したベーカリー富士屋。創業からお菓子の卸しと手作りサンドウィッチの販売をしていたが、10年前に今の業態にチェンジした。富士屋の手作りパンは地元の保育園などの給食でも出され、深谷の人には小さい頃からの懐かしい味として親しまれている。深谷シネマ、道の駅おかべでも購入することができる。

サクラエビと、深谷ねぎをほぼ1本使ったボリューミーなかき揚げの「深谷ねぎエビバーガー」(250円)。甘辛なタレが染み込み激ウマ!撮影=島本絵梨佳

看板メニューの「深谷ねぎエビバーガー」は、地元食材を使って何かできないかと、試行錯誤を繰り返し誕生したメニュー。深谷ねぎとサクラエビのかき揚げに、甘辛の自家製ダレを染み込ませたオリジナルのハンバーガーだ。テレビに取り上げられたり、パンのイベントにも呼ばれたりと人気を博している。「これひとつに深谷ねぎが約1本使われているんだって。ねぎの甘味も感じるね」と由奈さん。

昔から人気のサンドウィッチもファン多し撮影=島本絵梨佳
「にんじんあんぱん」や「ひじきパン」、「ちくわパン」(各150円)など、変わり種のパンも人気だ撮影=島本絵梨佳


富士屋
住所:埼玉県深谷市仲町2-32
営業時間:7:00~19:00
電話:048-571-0636
休み:日曜

曜日ごとに異なる、深谷の新しい味を見つけよう!

シェアカフェ オークOAKと渋沢栄一翁ふるさと館が併設された建物撮影=島本絵梨佳

富士屋を出て右手に進むとあるのが、シェアカフェ オークOAKだ。ここは、曜日ごとにオーナーが変わる、深谷市初のシェアカフェとして2020年5月に誕生。「将来カフェを開きたい」という夢を持ったオーナーたちを応援しながら、地域の人と観光客をつなげるスペースとして営業している。営業スケジュールは下記のとおり。

月曜日:「TULP」 スイーツ系から食事系まで、オートミールを使用したスコーンを販売
火曜日:「稲田姫」 地元農家の女性たちが集まり、野菜を使った手作り弁当や惣菜を販売
水曜日:「あさみ珈琲店」 コーヒーマイスターが淹れるコーヒーを。スイーツやランチも◎
木曜日:「マルちゃんTEI」 マルちゃん手作りの定食が人気。500円とリーズナブル
夕方からは「KUMON 公文書写」 子供から大人まで、気軽に書写が学べる書写教室
金曜日:「旬のごはんとトキシラズ」 農薬・化学肥料不使用の野菜を使ったランチが人気
土曜日:「Bus&Sub(バスサブ)」 肉や野菜のアメリカ風サンドウィッチとソーダ
日曜日:「煮ぼうとうのお店」 深谷名物の煮ぼうとうが味わえる。深谷野菜たっぷり

月曜日はTULPが担当。「栄一スコーン」(右手前・各150円)は、渋沢栄一の好物だったオートミールを使用。「シフォンケーキ」(左手前・250円)、「アイスティー」(左上・300円)、「オーツミルクティー」(右上・350円)撮影=島本絵梨佳
栄一スコーンはザクザク・ホロホロでバランスが絶妙。「グリーンカレー(500円)もあるので、ランチにもぴったり」とレミさん撮影=島本絵梨佳


また、建物内には、深谷の情報発信および、名産品や渋沢栄一グッズなどを販売する渋沢栄一翁ふるさと館が併設されている。散策の情報収集をするのにぴったりの施設だ。

渋沢栄一翁ふるさと館は、お土産や渋沢栄一グッズが充実!帰る前に立ち寄るのを忘れずに!撮影=島本絵梨佳


渋沢栄一翁ふるさと館OAK内 シェアカフェ オーク
住所:埼玉県深谷市西島町2-18-20 渋沢栄一翁ふるさと館OAK内
営業時間:10:00~17:00
電話:048-514-2509(代表)
休み:なし(物産コーナーは木曜休)

国の重要文化財に指定!大正時代の名建築

渋沢栄一の喜寿(77歳)を祝って建築された誠之堂。レンガ造りのクラシカルな風貌の建物は、国の重要文化財に指定されている撮影=島本絵梨佳

次の目的地に向かう途中、県道14号伊勢崎深谷線を北上し、小山川を渡る手前にある大寄公民館に立ち寄った。ここには、渋沢栄一にまつわる「誠之堂」と、もうひとつ「清風亭」がある。誠之堂は2003年(平成15年)に国の重要文化財に、清風亭は2004年(平成16年)に埼玉県指定有形文化財に指定された。

「デッキで写真を撮ったら、海外にいるみたい」と喜ぶ2人撮影=島本絵梨佳

誠之堂は、1916年(大正5年)に渋沢栄一の喜寿(77歳)を祝い建築された建物。栄一が初代頭取を務めた、第一銀行の行員たちの出資によって建築されたという、栄一が敬愛されていた証でもある。設計者は、大正建築の名手といわれた田辺淳吉。彼の代表作とされるこのレンガ作り平屋建ての建物は、外観は英国の農家のようなデザインだが、室内の装飾には東洋的なディテールが取り入れられている。

清風亭の室内。長いテーブルが置かれ、重厚な雰囲気撮影=島本絵梨佳

もうひとつの清風亭も、誠之堂と同じく1926年(大正15年)に、第一銀行頭取だった佐々木勇之助の古希(70歳)を祝い、行員たちが出資し合い建築された建物。こちらの設計者は西村好時で、銀行建築の名手といわれた建築家だ。スパニッシュ瓦の屋根と5連アーチのベランダなど、スペイン風の様式が採用されている。公民館のカウンターで受付を済ませれば、どちらも室内の見学も可能。

誠之堂・清風亭
住所:埼玉県深谷市起会110-1(大寄公民館敷地内)
営業時間:9:00~17:00(最終受付16:30)
電話:048-577-4501
休み:年末年始(12月29日〜翌年1月3日まで)
料金:無料

B級グルメ「ふかやカレー焼きそば」発祥の店

「ありそうでなかった、カレー味の焼きそば!」と、盲点をついたB級グルメに感心しきりのレミさん。「ねぎラッキョもクセになるね」と由奈さん撮影=島本絵梨佳

最後は、小山川を挟んだ誠之堂の対岸にある割烹 楓にやってきた。地元の人から愛されるこの店は、郷土料理の煮ぼうとうや、深谷ねぎを使用したねぎ料理が人気。中でも話題のメニューが、深谷市の新ご当地グルメコンテストでグランプリを受賞した「カレー焼きそば」だ。

「カレーライスをイメージしているので、具材にジャガイモを使用しています。トッピングは福神漬けと、らっきょうの代わりに、深谷ねぎを漬けた“ねぎラッキョ”です」と、店主の井上さん。数種類のスパイスがブレンドされたスパイシーなカレー味の焼きそばに、甘酸っぱいねぎラッキョが好相性。タマゴを絡めて食べると味がまろやかになり、2度楽しむことができる。

数々のライバルに競り勝ち見事グランプリを獲得した「カレー焼きそば」(550円)。深谷を訪れたら、ぜひ味わいたいご当地グルメだ撮影=島本絵梨佳

新ご当地グルメに認定された「ふかやカレー焼きそば」は、現在市内にある31店で提供されるまでに広まり、その定義は“焼きそばであること”、“カレー味であること”、“深谷産の野菜を使用すること”。さまざまなお店のカレー焼きそばを、ぜひチェックしてみて。

深谷ネギを使ったオリジナルメニューもご賞味あれ!「ネギの春巻き」(写真右・418円)、「ネギとササミのピリ辛サラダ」(同左・638円)撮影=島本絵梨佳

料理以外にも、ソースやタレ、調味料まですべて自家製にこだわり、野菜をたっぷり使用した自家製ドレッシングもおすすめ。深谷ねぎをはじめ、地元産の野菜がたっぷり味わえるのが魅力だ。

割烹 楓
住所:埼玉県深谷市大塚334
営業時間:11:30~14:00(LO)、17:00~21:30(LO)
電話:048-587-3260
休み:火曜

深谷のグルメを1日かけてたっぷり堪能した2人。由奈さんは「ねぎってもっとピリ辛なイメージだったけど、深谷ねぎが甘くてびっくり!渋沢栄一も深谷ねぎを食べていたのかな?」と、その甘さに驚いたよう。「私、カレー焼きそばの余韻がまだ残ってる(笑)。万人受けするカレーと焼きそばを組み合わせたのはすごい!“ねぎラッキョ”も最高だった」と、レミさん。

次回の記事では、渋沢栄一ゆかりの地を巡り、渋沢栄一の魅力に迫るのでお見逃しなく!【ウォーカープラス/PR】

取材・文=北村康行
撮影=島本絵梨佳

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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February 14, 2021 at 02:00PM
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