大阪ニュース
2022年7月27日
異業種交流会「社交サロン ザ・クラブジャパン関西」（原田忠義会長）のＣＳ（おもてなし）・ホスピタリティ・アカデミー＆社交会が、大阪市北区西天満の「中之島ＬＯＶＥ ＣＥＮＴＲＡＬ」で落語家の桂文福（ぶんぶく）さんを特別ゲストに招いて開かれた。文福さんは「吃（きつ）音をのりこえ、唄（うた）う噺（はなし）家へ」をテーマに講演。５０年間の落語家人生の歩みをユーモアを交えて披露し、「出会い、ふれ愛、わきあいあい」などと参加者らに元気パワーを送った。
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| 「笑顔はええ顔、寄席は仲良くよせ集まる所」と話す文福さん |
２０日に開催され、文福さんは「笑いが生まれるためには平和とまちの平穏、家族円満が必要。笑顔はええ顔、寄席は仲良くよせ集まる所」と笑いと平和の関係を強調。コロナ禍で寄席が開かれなくなり、仕事は減ったが、「ユーチューブなどＳＮＳ（交流サイト）を活用して違う自分を見せることができた」と述べた。
そして、自らの吃音に言及し、「師匠（五代目桂文枝）からは、お前は相撲が好きで歌も面白いからそれを伸ばしたらええねん」とアドバイスを受け、落語に相撲甚句を取り入れた秘話を披露。この日も相撲甚句や河内音頭、昭和歌謡を持ち前のバイタリティーあふれる声量で歌い上げ、“エンカイティナー”の異名を思う存分発揮した。
文福さんは現在は「ふるさと寄席文福一座」の座長として全国を巡演しており、「いろんな場所でいろんな人と出会い、付き合うことは楽しい」と話し、最後はなぞかけで「社交サロン ザ・クラブジャパン関西とかけて、名古屋城の金のしゃちほこと説く」、その心は「なごやか」とオチを付けて参加者から笑いを誘った。
原田会長は「先が読めない時代だが、会員はパワーのある文福さんから元気をもらった」と笑顔で話した。
大阪ニュース
July 27, 2022 at 08:59AM
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唄う噺家、元気いっぱいに 桂文福さんが講演 - 日本海新聞
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