国方萌乃
漆器の専門店「漆器のある暮らし」が和歌山市内原にオープンした。曲げわっぱの弁当箱が豊富で、子ども用の小さなものや通勤カバンに入れやすいスリム型など、様々な約80種がそろう。漆ぬりのおわんやお盆もある。
運営するのは1911年創業の老舗「三好漆器」（海南市）。先代のころまで漆器をつくっていたが、三好佑紀さん（37）の代になってインターネットを中心とした小売業に変えた。
曲げわっぱに入れたときのお弁当の華やかさが人気となり、その写真がSNS上にたくさん投稿されていることや、コロナ禍でお弁当の需要が伸びたことから、よく売れるという。「実際に手にとって選んでほしかった」と、はじめて店をかまえることにした。
曲げわっぱは木製で、水分をほどよく吸収するから、お米をおいしく食べられるのも特徴という。佑紀さんは「家族のお弁当を毎日つくるのは大変だと思うが、曲げわっぱでモチベーションを上げてもらえたら」と話す。
店は午前10時～午後5時半で水、木定休。（国方萌乃）
July 19, 2022 at 08:15AM
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曲げわっぱいっぱい 専門店、和歌山にオープン - 朝日新聞デジタル
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