地元企業の魅力いっぱい新居高で事業など説明会 - 中日新聞

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伍葉精機について説明する担当者ら＝湖西市新居町の新居高で

　湖西市新居町の新居高校で、地元企業を知るためのガイダンスが開かれ、一年生百三十七人が、地元企業について理解を深めた。　（桜井祐二）

　市内の製造業四社（覚光（かくみつ）、協和工業、伍葉（ごよう）精機、ユニクラフトナグラ）と介護サービス業の社会福祉法人「新和会」の経営者や担当者が説明した。生徒たちは、会社で何を製造しているかなどの事業、仕事内容や勤務時間、福利厚生など一社につき十五分間、五社の説明を受けた。

　工作部品製造の伍葉精機は、ガイダンスに合わせ企業ＰＲ用とリクルート用の動画を制作した。リクルート用の動画では、社員が「ラインに入って同じ作業をするのではなく、毎日違うものを作るので面白く、やりがいがある」と自分の仕事について紹介し、感想を述べていた。

　担当者は「休日出勤はしたことがない。同じ作業を繰り返すのではなく、とても良い会社だと思う」とＰＲ。酒井暉生（てるき）さん（１６）は「全く知らない会社だったけど、いろんなことをやっているのが分かって良かった」と話した。杉山健（たけし）副社長（３７）は「生徒に会社のことを分かってもらえ、動画を作った手応えを感じた」と自信を深めていた。

　企業ガイダンスは、生徒に地元企業を知ってもらうため、一昨年から始めた。昨年はコロナ禍でオンラインで開催。オンラインでは企業の熱意が伝わりにくいと、今年は対面式を復活させた。