
12日、13日と行われた将棋界最高峰のタイトル『竜王』をかけた対局の第4局で勝利した藤井聡太四冠。過去に5人しか達成していない四冠という大記録を、19歳3か月、史上最年少で成し遂げました。地元の愛知県瀬戸市もお祝いムードが広がっています。
藤井竜王:
「まだまったく実感はありませんが、(竜王は)最高峰のタイトルなので光栄に思いますし、それに見合う実力をつけていければと思います」
先週末、山口県宇部市で行われた竜王戦第4局。藤井さんは開幕から3連勝、豊島さんはカド番という大一番でした。
戦型は両者が得意とする角換わり。研究が進んでいるのか、序盤からハイスピードで指し手が進みます。封じ手はこのシリーズ初めて藤井さんが行い、勝負の行方は2日目に。
藤井さんの地元・愛知県瀬戸市では、市民が対局を固唾をのんで見守ります。
そんな中、師匠の杉本昌隆八段も現地で応援。この日は奇しくも杉本八段の53歳の誕生日でした。
杉本八段:
「今大変な局面を迎えていると思うんですけども、残り時間も少ないですよね」
残り時間が少ない中、藤井さんは相手の陣地に切り込み難解な局面に…。AIの評価値も二転三転します。
その後、豊島さんが99分の長考を経て踏み込みますが、藤井さんが詰みを読み切ります。
そして午後6時41分、豊島さんが投了し藤井さんが122手で勝利。これで4連勝となり見事竜王を奪取、藤井四冠となりました。
地元の人:
「今のコロナを乗り越えて、藤井君は希望になりますわ。今日は本当に素晴らしい将棋でした」
「感謝してます。これだけ盛り上げていただけてよかったです」
「この勢いだと八冠も夢じゃないですね」
大盛り上がりの地元・愛知。その熱は15日になっても冷めていません。
15日午後、瀬戸市役所では、懸垂幕を掲げるなどして四冠達成を祝いました。
伊藤瀬戸市長:
「本当に大きく成長して、市民のみんなが何よりも喜んで、我が子のように。胸がいっぱいでございます」
藤井竜王:
「竜王位の重みというのは感じますし、それにふさわしい将棋を指していければと思っていますが、目標としてやっぱりこれまでと変わらず強くなることを目標にすえて、取り組んでいければと考えています」
色紙には「昇龍」の文字。まさに龍が昇るがごとく、将棋界の頂点へと登り詰めました。
November 15, 2021 at 07:09PM
https://ift.tt/30wvhUo
瀬戸市長「我が子のように胸がいっぱい」“藤井竜王”誕生 最年少四冠達成に地元歓喜「八冠も夢じゃない」 - tokai-tv.com
https://ift.tt/2TSYymT
Mesir News Info
Israel News info
Taiwan News Info
Vietnam News and Info
Japan News and Info Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "瀬戸市長「我が子のように胸がいっぱい」“藤井竜王”誕生 最年少四冠達成に地元歓喜「八冠も夢じゃない」 - tokai-tv.com"
Post a Comment