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西新井中が夢の金賞「まだ胸がいっぱいです」 全日本マーチング - 朝日新聞デジタル

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武田啓亮

 第34回全日本マーチングコンテスト全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が21日、大阪市大阪城ホールで開かれ、東京支部代表の4校が出場。中学校部門では、初出場の足立区立西新井が金賞に輝き、板橋区立赤塚第三が銀賞を受賞。高校生以上の部では東海大付属高輪台と八王子学園八王子が銀賞を受賞した。

 西新井は映画「ライオンキング」のメドレーを演奏。ヒョウ柄のバンダナを巻き、顔には朱色のペイント。身をかがめるしぐさや、動物の鳴き声をまねるといった演出もあった。

 同校では、ミュージカルや映画の曲で大会に挑むのが伝統になっている。顧問の宇野浩之教諭は「どうやったら作品の世界観を表現できるか。生徒たちが工夫した成果を見てもらえて良かった」と話した。部長の松山夢花(ゆめあ)さん(3年)は「夢中で演奏した。夢の舞台に立てたことだけで、まだ胸がいっぱいです」

 赤塚第三が演目の最初に持ってきたのは「ふるさと」。コロナ禍で活動を支えてくれた人たちへの感謝の気持ちをこめた。斉藤厚子教諭は「動きは良かったけれど、音の伸びがいまいち。もっと練習させてあげたかった」と悔しそうだった。部長の宮本咲希さん(同)は「限られた時間の中で、仲間と一生懸命取り組んだ経験を大事にしたい」と話した。

 東海大付属高輪台は「Meteorite~永遠に煌(きら)めく太陽の炎~」を演奏。迫力のある音と、三日月や星形に変形する隊列で宇宙の壮大さを表現した。マーチングリーダーの正田和花子さん(3年)は「どんな演奏にするか、81人で共有するのが大変だった」と振り返った。

 八王子学園八王子が選んだのはベートーベン。出だしの「運命」で活動が出来ない苦悩を、締めの「第九」で困難を乗り越え演奏できる喜びを表現した。部長の森勇斗君(同)は「観客がいる会場で演奏できてよかった」と感慨深げだった。顧問の高梨晃教諭は「3年生には、この経験を後輩たちに伝えて欲しい」と語った。(武田啓亮)

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November 22, 2021 at 08:30AM
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