2021年10月26日16時50分
文化勲章の受章が決まり、取材に応じる長嶋茂雄さん＝２３日、東京ドーム
元プロ野球巨人監督の長嶋茂雄さん（８５）が、２０２１年度の文化勲章を受章することが決まった。スポーツ競技者では「フジヤマのトビウオ」と呼ばれた水泳の故古橋広之進さん以来で、１３年ぶり２人目。球界では初めての栄誉となった。長嶋さんの主な一問一答は次の通り。
―おめでとうございます。
ありがとうございます。
―率直な気持ちは。
本当にうれしいことだなと思います。皆さんのおかげでもらったということは、非常にうれしい気持ちです。
―スポーツ界では古橋広之進さん以来、野球界では初めてとなった。
古橋さんは僕も会ったことがあり、うれしい気持ちを思い出しました。僕の場合は野球界で初めての受章になったということなので、何とも言えない気持ちでいっぱいです。
―野球界に多大な貢献を果たし、かつて「野球は人生そのもの」とおっしゃった。長嶋さんにとって野球とは。
日本のスポーツの中で野球というものは、やっぱり何とも言えないスポーツだと思っています。いろんなスポーツがありますが、そういう違いがあるからこそチャンスが生まれ、また皆さんが一生懸命やるようになると思いますね。野球界のみならず、日本のスポーツも全般的に盛り上がっていけばいいと思います。
―長嶋さんにとって、五輪はどんな場所か。
五輪はまず世界のスポーツであるという気持ちでいっぱいですね。ましてや昭和３９年（１９６４年）に初めて（東京で）やったスポーツの祭典が２度、日本でやったということは素晴らしいことだと思いました。何とも言えない気持ちでいっぱいでありました。
―スポーツ界全体に対して、どのような貢献をしたいか。
貢献よりも、一生懸命スポーツをやっている人たちがいるわけだから、もっともっと良い方向に持っていけるようにやればいいと思います。 
October 26, 2021 at 02:50PM
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長嶋茂雄さん「何とも言えない気持ちでいっぱい」 球界初の文化勲章に喜び - 時事通信ニュース
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