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三重、岐阜で時短解除 「最高の夜」「胸いっぱい」 第6波警戒も - 毎日新聞 - 毎日新聞

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居酒屋でビールや料理を楽しむ利用客=岐阜市で2021年10月15日午後7時16分、熊谷佐和子撮影 拡大
居酒屋でビールや料理を楽しむ利用客=岐阜市で2021年10月15日午後7時16分、熊谷佐和子撮影

 三重、岐阜両県は15日、新型コロナウイルス対策として一部地域で実施していた飲食店への営業時間短縮要請を解除した。コロナ禍前の日常の復活を期待し、事業者や利用客からは歓迎の声が上がる一方、感染再拡大を警戒する声も聞かれた。

 三重県は緊急事態宣言が解除された今月1日以降も、「リバウンド阻止重点期間」として14日まで四日市、鈴鹿、亀山、津の4市の飲食店に午後8時までの営業時間短縮を要請してきた。

 津市のダイニングバー「Dining交」に来ていた奈良県のフリーターの女性(21)は「14日の夜に津市の知人宅に遊びに来たが、街が暗くてびっくりした。でも今日は午後8時を過ぎても店が開いていてうれしい。最高の夜です」と笑顔を見せた。バーの女性経営者(38)は「時短解除になって最初のお客さん。楽しく飲んでいる姿を見ると、胸がいっぱいになります。ありがたい」と話した。

 女性経営者は重点期間中を振り返り「バーという性質上、お客はほとんどいなかった」。15日からはコロナ禍前の営業時間(午後6時~午前2時)に戻し、客足が復活することに期待を寄せるが、感染防止に万全を期すため入店客数を絞った間引き営業を続けるという。「通常通りの営業ができることはうれしい」と喜びを表す一方、感染再拡大を懸念し、「声高に来店を呼びかけることにはためらいがある」と複雑な心境を語った。

 岐阜県では宣言が解除された1日以降も、岐阜市など8市町の飲食店を対象に、最長で午後9時(酒類提供は午後8時)までとする県独自の営業時間短縮要請を実施。岐阜市の飲食店の制限解除は8月16日以来約2カ月ぶりで、繁華街の玉宮地区は会社帰りのサラリーマンらでにぎわった。

 居酒屋「寅」を訪れていた会社員の男性(52)は「午後9時までの営業では仕事が終わっても店で食事ができず『地獄』だった」と振り返り、男性上司(55)とビール片手に談笑しながら楽しんでいた。串焼き店「炙り牛兵衛」では土日のみの営業を続けていたが、2カ月ぶりに平日夜の営業を再開。店長の若林茂さん(42)は「要請期間中は(売り上げが)物足りなかった。早くコロナ禍前の状態に戻ってほしい」と期待を込めた。

 一方、この日から午後11時までの通常営業に戻した別の居酒屋の男性店主(42)は「制限解除で忙しくなるとは思うが、(感染拡大の)第6波が来ることを考えると素直には喜べない」と冷静に話した。【谷口豪、熊谷佐和子】

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October 15, 2021 at 07:29PM
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