
テレビ高知
高知県大豊町の山あいに花いっぱいのふるさとをつくりたいと奮闘する夫婦がいます。13年間、毎日手入れを続ける夫婦の思いとは…。 大豊町・定福寺の本堂を抜けると…サクラやハナモモ、菜の花など色とりどりの花が一面に広がり、幻想的な光景です。広さは1万8000平方メートル。花の手入れをしているのは、都築一久さん(77)と将子さん(75)夫婦です。都築さん夫婦は2008年に一久さんの定年退職を機に当時住んでいた大阪から大豊町にUターンして来ました。かつてはトマトやサツマイモ、麦畑が広がるのどかな場所だったといいます。しかし、40年ぶりに帰ってきたふるさとの姿はかつての彩りを失い、桑の木や雑草が生い茂る耕作放棄地となっていました。 「こんな状態でした、ずっと。それを全部、鎌で切ると足を痛めるから、ペンチで引いていました」(都築一久さん) 2人は13年ほどかけて少しずつ2人で区画整理を行い、木や雑草を刈り花を植えてきました。最初は自宅の庭から趣味の一環で始めた手入れも気が付けばソメイヨシノやオカメザクラなどサクラの木が15本、ハナモモも10本以上となり、大平地区一面に美しい景色が広がりました。都築さん夫婦はかつての賑わいを再びここから広げていきたいと「夢が来る里」=「夢来里」と名づけました。 「耕作放棄地をどうやって、地域のために役立てようかということばかり考えていました。狭い土地からだんだん広くなってますが、地域の方の応援も頂いて広めつつあることろです」(都築一久さん) 「すごく花が好きだし、草刈りとかが好きなんですよ。草刈りとかしていたら自分が元気になるので、面白くてやっている」(都築将子さん) 多いときには50人近くが訪れる夢来里。その美しさに魅了されたリピーターも多くいるといいます。 「今年も風情があって、ちらちらと舞うのは良いですよね、素敵素敵。(2人で整備したと聞いて)びっくりしましたね、ほんとに大変だっただろうと思いますねよく手入れされてすごいですよね」(訪れた人) 「ほのぼのとした感じの淡い桜が大好きなんよ。よそへよそへ行こうとしていたが、去年から(コロナで)行けないから地元へ目を向けると、それなりに地元の良さを思う」(訪れた人) 「初めてです。いやぁ素晴らしい、こんなに桜を植えているとはね」(訪れた人) 「春満開ですね、満喫です、街中の桜とは違っていいですね、今日は青空だし」(訪れた人) 四季折々の花が咲く夢来里。夏にはアジサイ、秋にはヒガンバナやモミジが彩ります。いまはハナモモが満開を迎えていて、これからの季節は山野草やヤマシャクヤクが咲き始めるということです。 「元気なうちは、継続するしかないんでね、これは。何としてもやっていきたい。あとは、後継者とういことが頭の隅に入ってくるようになった。どうやって後継する方を育てるか、そういった方を見つけるか、それが今頭の隅にある。」(都築一久さん) 「大変ですけども、やはり皆さんがおいでて下さって、うわ~きれいとおしゃって下さるのがすごい励みになって、大変さよりか、その喜びの方がちょっと勝ってるかなと思いますね」(都築将子さん) ふたりは、これからも自分たちの手でこの里を人が集まる花いっぱいの空間に育てたいとしています。
March 29, 2021 at 05:51PM
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