落語家で人間国宝の柳家小三治(81)が、腎機能の数値に問題があったとして1カ月ほど入院し、4月いっぱい休養することが26日、分かった。

4月に予定されていた「春の会」(3日、東京・立川市のたましんRISURUホール)、柳家三三との「親子会~江戸落語の粋を聴く~」(8日、亀有・かめありリリオホール)、「春の会」(12日、東大井・きゅりあん大ホール)は中止される。

小三治にはリウマチや糖尿病の持病があるため、体調管理、検査のため今月22日から入院していた。

事務所関係者によると、病院では新型コロナウイルス感染対策が行われているため面会はできないが、毎日電話で話をしており、声の様子は元気だという。同関係者はSNSで「本人も残念に思っており、今はただ1日も早く皆様に元気な姿をお見せできるよう治療に専念致します」と報告した。