
東北の桜の時期も終盤ですが、盛岡市郊外の山あいの公園では地域の人が植えた1万本のオオヤマザクラが見ごろを迎えています。
歌人、石川啄木の生誕地として知られる盛岡市日戸地区にあるサクラパーク姫神では、寒冷地を好む桜の品種、オオヤマザクラが例年より1週間早く満開になり山の斜面をピンク色に染めています。
オオヤマザクラは、大きめの花と同時に赤みを帯びた葉も開き、木ごとに色合いが異なるため遠目でみるとさまざまな春色のグラデーションを楽しめます。
この桜は平成10年に「日本一の桜の名所」を作ろうと首都圏に住むこの地区出身者で作る団体が送ったもので、1万本あります。
地域の人たちが総出で、当時牧草地だった山を整備してこの苗木を植えました。
公園となった今でも地域の人たちの手で守り続けられています。
公園のある山の中腹からは、啄木も愛したといわれる雄大な岩手山を一面の桜とともに一望でき、県内外からカメラを持った多くの人が訪れていました。
茨城県から写真を撮りにきた女性は「オオヤマザクラは、ピンク一面じゃなくて山一面にいろとりどりで出てくるのがきれいです」と話していました。
25年前の植樹に携わり、公園を管理している廣内久行さんは「地域みんなで育ててきた桜だからかわいい。1か所で見られる“一目1万本”を目指して育ててきた。もっと大きくなって、貫禄のある山になってほしい」と話していました。
廣内さんによると桜の見ごろは4月いっぱいだということです。
April 26, 2023 at 06:43PM
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啄木の里のヤマザクラ 見頃は4月いっぱい|NHK 岩手県のニュース - nhk.or.jp
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