
上級生に見守られながら入学式に臨む上川桃さん(前列)=6日、鹿児島市下福元町の錫山小・中学校
鹿児島県内ほとんどの公立小中学校で6日、入学式があった。鹿児島市下福元町の錫山小・中学校には計4人が入った。全児童・生徒数20人余りの小規模校。歴史を担う新小学1年生は1人のみだったが、やや緊張した面持ちで式に臨む後輩を上級生らが温かく見守った。
新たに小学校へ入学したのは、3月に6歳になったばかりで校区外から通う上川桃さん。体育館であった式では、上級生や地域の人が拍手で出迎える中、新中学1年生3人とともに入場した。伊東智志校長が名前を呼ぶと、上川さんは「ハイッ」と元気よく返事して起立。伊東校長から「1日も早く学校に慣れ、勉強や運動に頑張ってください」と激励された。
上川さんは新2年生4人と複式学級で学ぶ。「給食が楽しみ。(上級生と)一緒に仲良く遊びたい」と笑顔をのぞかせる。式を見守った母の知子さん(40)は「入学が待ち遠しかったようだ。少人数クラスのよさに触れて、友だちと伸び伸び過ごしてほしい」と話した。
錫山校区は、少子高齢化と人口減少が進み児童・生徒確保が課題。特認校の同校は、市内唯一の小中併設校でもある。2022年度は、校区外通学生を含めて児童10人、生徒14人となった。
●錦江町・大原小
錦江町の大原小学校で6日、入学式があり、ただ1人の新入生有里愛月(あづき)さんを在校生ら30人が祝った。有里さんは緊張しながらも「勉強を頑張り、友達をいっぱいつくりたい」と話した。
上原一宏校長(57)が学校の合言葉「にこにこ(笑顔)、ぐんぐん(努力、挑戦)、ぽかぽか(命を大切に)」を紹介。6年石田兆(きざし)君は「みんな明るく優しい学校。楽しく過ごして」と歓迎の言葉を述べた。
式後は全児童13人で記念撮影。有里さんはピースサインで応えた。父の毅司さん(42)は「明るく元気に育ってほしい」と目を細めていた。
April 06, 2022 at 07:25PM
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1年生になったら、友だちいっぱいつくりたい ただ1人の入学生、いらっしゃい 県内公立小・中学校で入学式 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞
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