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夢をいっぱい詰め込んで 元協力隊員・山崎さん、最上に複合施設オープン - yamagata-np.jp

ippai.prelol.com

2022/4/3 10:44

山崎香菜子さんが運営準備を進めてきた複合施設「une」。自身の活動拠点となる編集室やコワーキングスペースなど、多機能を備えた=最上町富沢

 最上町の元地域おこし協力隊員、山崎香菜子さん(39)が運営準備を進めてきた複合施設「une(うね)」が3日にオープンする。コワーキングスペースや幼児の遊戯場、飲食の提供の場など、山崎さんが「あったらいいな」と思う機能を詰め込んだ場所だ。「多世代が自分の暮らしを豊かにするきっかけを生み出せる場所にしたい」と語っている。

 山崎さんは宮城県白石市出身で、多摩美術大(東京)卒業。都内で会社員としてタウン誌の編集業務に携わり2012年、本県へと移り住んだ後、最上町に嫁いだ。17年から協力隊員となり、20年には本紙「日曜随想」の筆者を務めた。協力隊退任後の昨年、東北各地の魅力発信に取り組む個人事業所「赤倉編集室」を立ち上げた。

 その拠点となる「une」は、同町富沢の集会施設「お湯トピアもがみ」を町から借り受け、名称には「新しい暮らしのうねりをつくる」という意味などを込めた。修繕や備品購入などの総事業費は約1400万円で、観光庁の補助金560万円以外は金融機関から融資を受けて工面した。

 コワーキングスペースは中庭に面し、桜や松を眺めながら仕事ができる。広々とした多目的ホールは「こどものあそび場」になり、大型跳躍器具や木製遊具、絵本を置いた。「食堂うね」は山崎さんが軽食を提供するほか、飲食の起業希望者などに貸し出す。嫁ぎ先が経営していた土産店の名を冠した物販スペースもある。

 山崎さんは、喫茶店を併設した自身の編集室をつくることを目標としていた。そこで生まれた人とのつながりを生かし、地域の魅力を発信したかったからだ。「une」は自分の夢を具現化した場だ。「これから大変なこともあると思うが、心はわくわくしている。来訪者の会話がきっかけで新しい物語が生まれればうれしい」と話している。

 3日午前10時~午後3時にオープニングイベントのマルシェを開催する。飲食や雑貨など16の出店を予定する。問い合わせは山崎さん080(3256)1134。

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April 03, 2022 at 08:44AM
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