金沢で古くから親しまれている川魚・ゴリ(カジカ)の放流が二十二日、金沢市内の犀川などであった。同市大桑の犀川では、二センチほどの稚魚三千匹を、金沢漁業協同組合員十四人がバケツから手ですくい、優しくそっと川に放していった。
ゴリは、金沢で唐揚げや塩焼き、骨酒などにして食べられている。一平方メートル当たり五匹ほどずつに分けて放した。一五センチほどに成長するのに約五年かかるという。
金沢市から委託を受けた組合が二〇〇一年から放流している。犀川や浅野川に生息しているが、近年は上流での土木工事の影響などで濁った水が流れ込むようになり、魚のすみかとなる石の間に泥がたまり、個体数は減少している。
組合では産卵用の石などを置く活動を毎年続け、天然の稚魚が増えてきた。八田伸一代表理事組合長(75)は「再び川が魚でいっぱいになってほしい」と話した。 (鈴木里奈)
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September 23, 2021 at 03:00AM
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ゴリいっぱいの犀川に 金沢漁協稚魚3000匹放流 - 中日新聞
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