中国が日本産水産物の輸入を全面停止したことを受け、県は３０日、影響が及ぶ県産の主要養殖魚の消費拡大を呼びかけるため、県庁の食堂で県産養殖ブリを使った煮付け定食の販売を始めた。１１月２日まで。
県によると、昨年度、中国（香港を除く）への県産養殖ブリの出荷額は約２億５０００万円。中国の輸入停止を受け、出荷額は昨年度の半分以下にまで落ち込むと見込んでいる。
県庁の食堂に蒲島知事が訪れ、牛深産の養殖ブリや小国町の大根、熊本市の小松菜などでつくった「ブリ大根」を口に運んだ。ランチ後に報道陣の取材に対し、「とてもおいしかった。禁輸や赤潮の影響で困難な状況なので、みんなで養殖漁業者を助けていきたい」と話した。
特別メニューは１食あたり７７０円（税込み）で限定３０食。営業時間は午前１１時～午後２時。
October 31, 2023 at 03:00AM
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県産魚いっぱい食べよう 県庁で養殖ブリ定食 中国の輸入停止受け - 読売新聞オンライン
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