日本ハムは27日、ロニー・ロドリゲス内野手(28=ブルワーズ)と契約合意したことを発表した。

ロドリゲスはドミニカ共和国出身。18年に米タイガースでメジャーデビュー。メジャー通算146試合に出場し19本塁打、63打点。右投げ右打ちで主に二遊間を守る。15年のプレミア12ではドミニカ共和国の代表として出場し、グループリーグで対戦した侍ジャパン戦でヤクルト小川から本塁打を放った。オフシーズンにはラッパーとしても活動し、17年オフには自らの楽曲を発表している異色の経歴も持つ。球団を通じ「北海道日本ハムファイターズの一員となることに、大変な喜びを感じています。愛してやまない野球を、また新たな環境でプレーする機会を与えてくださったファイターズに感謝の気持ちでいっぱいです。リーグ優勝へ向けて、自分ができることに一生懸命取り組んでいきます」とコメントした。

栗山英樹監督(59)は「セカンド、サード、ショートと内野の複数ポジションをこなし、かつセンターを守れる器用さがありながらも19年にはメジャーで2桁本塁打を放った長打力が魅力です。さまざまな側面から勝利に貢献する可能性のある選手という印象を受け、今のチーム事情にフィットすると期待しています。また、明るいキャラクターでムードメーカーになりうると聞いており、ベンチに新たな活力をもたらしてくれるのではないでしょうか。本当に楽しみな選手を獲得できました」と話した。