山口拳矢のG1初制覇(日本選手権)から一夜明け、ここ伊東でも中部旋風が巻き起こっている。

アウェーのはずの中部勢が、ホームの南関勢に負けず劣らず力走続き。予選2Rで逃げ切った竹沢浩司をはじめ、地区別に最多の6人が準決に進出した。

特選では、藤原誠(51=岐阜)が単騎まくりを仕掛けたように見せ場たっぷり。「S取りに失敗して苦しくなったが、いけるところまで行ってみようと。状態は悪くない」と、手応えをつかんだ。

迎える準決5Rは中部トリオの番手。先頭を走る佐藤竜太が「体重を2キロ絞って、体に切れが出た」とやはりご機嫌で、藤原は格上差しといきたい。