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新谷仁美「今は恐怖でいっぱい」 日本選手権Vなら五輪代表内定でも…完璧すぎるがゆえ苦悩 - SPORTS BULL

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 陸上・長距離種目の日本選手権が4日、大阪・長居陸上競技場で行われる。大会前日の3日は、エントリー選手が同会場などで練習。女子1万メートルで既に東京五輪参加標準記録を突破していて、優勝すれば代表内定する新谷仁美(積水化学)、2016年リオ五輪に続いて男子3000メートル障害で2大会連続出場を目指す塩尻和也(富士通)はオンライン会見に出席し、意気込みを語った。

 モスクワ世陸1万メートル5位と実績を残しながら一度は競技を離れた新谷。「恐怖が年々増している。ドーハ世界陸上以上に、もっと緊張するなというのはあります」と硬い表情を見せた。昨年大会では、終始先頭でレースを作ったが、スパート勝負に敗れて3位と悔しさを味わった。「去年負けているので、私より強かった鍋島(莉奈、日本郵政グループ)さんも出てきますので、油断は一切できません。どうなるかというのは正直私にも分からないので、今は恐怖でいっぱい」。

 胸の内では不安はくすぶるが、同種目で東京五輪参加標準記録を唯一突破して参戦。優勝すれば2度目の五輪切符獲得となる。「東京五輪の選考会ではあるんですが、私にとって東京五輪があろうがなかろうが、試合でのミスは一切許されないと決めている」と強い決意がにじむ。5000メートルで日本歴代2位の14分55秒83、11月のクイーンズ駅伝3区でも1分10秒も区間記録を更新するなど絶好調だが、それでも慎重な姿勢を崩さない。隙のない絶対女王が、覚悟を持って駆ける。

 ◆新谷 仁美(にいや・ひとみ)1988年2月26日、岡山・総社市生まれ。32歳。総社東中で陸上を始め、興譲館高を卒業後は豊田自動織機に進み、佐倉アスリートクラブなどに所属。2007年東京マラソン優勝。12年ロンドン五輪1万メートル9位、13年モスクワ世界陸上同5位。14年に引退も18年6月現役復帰。自己ベストは5000メートルが日本歴代2位の14分55秒83、1万メートルが同3位の30分56秒70。

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December 03, 2020 at 01:53PM
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